「不動産取引での不満!」「オイオイなんだよそれ?」 から業の一員として目指す分野について

「不動産取引での不満!」「オイオイなんだよそれ?」 から業の一員として目指す分野について

 皆さんもある程度の年齢になると必ず利用する不動産屋さん。部屋を借りる時、家を買う時、土地を買う時。勿論その反対で貸すとき、売る時もですね。でも何だか他の業種に比べて不満はないですか?僕はあったんです。その手数料を取るなら、これ位の事はしてよ!って気持ち。こんな大きな買い物するんだから、素人なんだから、十分なサポートしてよ!って気持ち。勿論、いつもではないですが、元は転勤族で、部屋探し=不動産屋取引の経験は結構あるんです。
手間の掛かりそうな依頼だったり、そもそも「どうせ売れない」と営業マンが思っている物件の時の態度や説明、まぁこういうのは不動産業に限らないですがね。

今度はその業界で働いてみると、弱者にはなかなか冷たいんですよね。それは賃貸であれば入居条件が合わなけば商売成り立たないから判らなくもないんです。売買であれば仲介料が貰えなければ商売にならないんで、まずは自分の権利確定優先、売り手買い手のサポートは二の次?

この場合の「弱者」というのはまずは「外国人」。働く為に来ているのか、学ぶ為に来ているのか、はたまた一部には悪さをして金を得る為に来ているのもいる。日本人だってどこかの外国に行って住む、暮らすとなればなかなか勇気がいる、なかなか難しい事ですよね。正当な理由で来ているという人達は色々な事に期待して、犠牲にして、リスクを負って彼らは日本に来ている訳です。多少の伝手はあるだろうけど、できれば迷惑かけず自分でという気持ちを持って業者に相談に来ている。
でも、貸す側としては「家賃払えるか」とか「ごみ捨てちゃんとルール守れるか」なんてな事を心配する訳です。それは勿論理解できる。でも面倒だけどそれを管理したり、または外国人でもいい物件というのはある訳で、それを面倒だからと言って初めから「外国人お断り」という返事をする不動産業者。ホントにオーナーさんもそれ望んでいるの?勝手に断っていいの?街中にはいくつも物件あるのに最初から断るのってどうよ?人としてそれでいいの?仕事でしょ?っていう????だらけの気持ちがありました。「弱者」には他にも「高齢者」だったり、「母子家庭」だったり。そういう人達は全て他の業者、または行政にでも泣きつけと?「他が断る事を俺が私がやってやるぜ!」というやりがいは感じないの?

重ね重ね、「どの業者もそう」ではありませんがね。

そんなに格好いい事ばかりは言えません。建物にはオーナーさんが居て、そのオーナーさんが了解しなければ貸しては貰えないのですから。一時的に話を通して、後にトラブルとなったら「僕知らない!」とは言えないのですから。かと言って「だから初めから受け付けない」ではなく、何とかなる道もしっかり準備しておけないものかと。困っている人をサポートするのが仕事だろうと。

偶々そんな場面に直面し、また同時にビザ関連で彷徨う外国人を見ると「これも将来、仕事にしてお手伝いができたらいいなぁ、僕の世界も拡がりそうだなぁ」と思った訳です。

更に僕の関係するソーラーの仕事現場では外国人が働いている。ニュースでは「介護を筆頭に色々な業界で今後人材が不足し、外国から受け入れる必要がある」なんて聞くと、全部繋がる訳ですね。

近い将来短期移住先の外国で、なかなかしっかりした現地の人と出会い、日本で働く提案をする。
ビザなどの準備を手伝い(行政書士)、住まいを準備し(シェアハウス)、働き口を見つけ(ソーラー&介護)、生活の仕方というか文化を伝える(シェアハウスで)。。

話を戻します。どこかの業界、「天気のいい時には傘を借りろといい、天気が悪くなると傘を返せ」と言う。そんな業界、そんな会社はやがて衰退していくと言われているじゃないですか。今そうなりつつあるのは決してそれだけが理由ではないでしょうが、やはり善悪、人としての…。あれ?何だか演説してますね、僕。多くの人や会社には元々理想があったのに、いつの間にか…陥るのかもしれません。

んで、これらの不満を少しでも解消できるようにと、不動産も扱う事にしました。商売にあたっては稲盛和夫さんの哲学を更に、「致知」にてまだまだ勉強中です。

不動産業 特に力を入れたい分野

自宅の売却事業用地の選定購入、外国人と呼ばれる方達の住まいや事業用店舗等の仲介お手伝い。

私自身が売り手買い手になる訳ではないので、お客様に対するその成果は努力次第という事ですが、それぞれ行政書士業の相続に関連したり、空き地や屋根をソーラーに活用したり、行政書士業のビザや就労に関連したりもあり、お役に立てる様精一杯取り計らいます。

【報酬について】

報酬については、私の立場から理解してもらわないとなりません。不動産事業については私が個人でやっているのではなく、提携する会社の社員としてやらせてもらっています。ですので、報酬についても通常の規定のものをいただきます。しかしね、同じ報酬でも「ありがとうございます」と心から言える場合と、「なんでこんなに払わないとならんのだ!」の時がある。だから私にできるのは「自分事として一生懸命やる事」、「気持ちよく報酬を払って貰える様、尽くす事」。意味わかります?まぁよければお会いの時に。

【宅建資格取得のきっかけ】

大学時代。骨折をして入院・バイトも野外活動もできない為、法律の勉強をしようとバブル当時流行っていた宅地建物取引主任者資格を勉強し取得。そこには下心があって、資格を取って名前を貸せばお小遣いが貰える。でもその話は結局叶いませんでした。

それが今になって相続に絡む不動産売却やソーラー用地の売買、そして不動産屋のお手伝いをした時に不憫に思えた外国人向け住居や店舗の仲介をするのに活かされるに至りました。30年経って巡り巡って資格が活かされるというのも面白いものです。